【瑞兆!】FAコミュニティシールド アーセナルvsマンチェスター・シティ【マッチレビュー】

【アーセナルの試合を毎節レビュー】

フットボールの母国・イングランドに、
人々を惹きつけてやまないクラブがあります。

そのクラブの名は、アーセナルFC。

アーセン・ヴェンゲル氏が築き上げた栄光の時代から、
希望の見えない闇の時代を耐え抜き、
ヴェンゲル氏の系譜を継ぐアルテタ監督のもとで
再び黄金時代を迎えようとしています。

躍進と失速を味わった昨シーズンから、
再び頂点を目指すアーセナルの試合を、
当ブログでは毎節自由にレビューしていきます。

ヴェンゲル政権末期からのグーナー達に救いあらんことを。

【試合結果:シティにリベンジを果たす!!】

1-1からのPK戦での劇的勝利

Report: Arsenal 1-1 Man City (4-1 pens)

We secured the FA Community Shield after a penalty shootout …

シティに対してリスペクトしすぎたのか、
序盤はプレッシングに積極性を欠いたアーセナルですが、
一方でシティに決定的な攻撃のチャンスを作らせない、
守備の組織力を示しました。

サリバがハーランドを完封したことに加え、
新加入のライスと移籍の囁かれるパーティとの中盤もバランスの良さを見せます。

拮抗した時間帯が長く続きますが、
ネガティブトランジションの対応にはまだ課題が見え、
77分にデブライネの繋ぎからパーマーのゴールを許しました。

その後、途中出場のトロサールの90分+11分の土壇場での劇的なゴールで、
アーセナルにとってまさに起死回生の一発。

PK戦に突入した試合は、シティの1番手デブライネがシュートを枠に直撃させた一方、
ウーデゴール、トロサール、そしてスターボーイ・サカもPKを決めきりました。

続くシティのロドリのシュートをラムズデールがセーブすると、
いよいよアーセナルの勝利の瞬間が近づきます。

登場したファビオ・ヴィエイラは、
強心臓でゴール左隅にシュートを突き刺し、
アーセナルにシーズン初タイトルをもたらしました。

シティにリベンジ+シーズン初タイトル

コミュニティ・シールドはプレミアリーグ優勝チームと、
FAカップ優勝チームが戦うカップ戦です。

今回は、昨シーズンシティが3冠を達成したため、
リーグ2位のアーセナルが出場することとなりました。

正直なところでいえば、
所詮はシーズン前のカップ戦で、
勝っても負けても…と試合前には思っていましたが、

いざ試合が始まってみると全くそんなことはなく、
トロサールの同点弾の興奮とPK戦のドキドキ感が最高に楽しい試合でした。

昨シーズンの悔しさをまだまだ覚えているグーナーにとって、
PK戦とはいえシティに勝ってのシーズン初タイトルは、
今シーズンへの期待を否が応でも掻き立てられる結果です。

当然、ここで勝ってシーズンで敗れては本末転倒で、
シティとの試合は今後も非常に難しいのは間違いないですが、
今は素直にこの結果を喜びたいと思います。

23-24シーズンが大きな期待とともに始まった、
そのことをよく覚えておきながら、
ついに始まるリーグ戦を楽しみましょう。

厚みを増したスカッド

この試合では、夏のマーケットで獲得した
ライス、ハヴァーツ、ティンバーが先発を果たしました。

試合後のレーティングを見ると、
ティンバーがとりわけ高く評価されています。

アヤックスから獲得したティンバーは、
左サイドバックで先発し、すでに数年チームにいたかのような
攻守ともに安定感あるプレーを見せました。

今シーズンの大当たり補強となりそうです。

バックラインの人材の豊富さでいえば、
今のアーセナルはプレミアリーグトップクラスといえる陣容になりました。

サリバと冨安の離脱から大きくバランスを失った、
昨シーズン終盤の二の舞は避けたいところです。

ライスも攻守に存在感を見せて、
パーティとのコンビもバランスよく機能できそうです。

今後の注目点としては、
レバークーゼンに旅立ったジャカと比較して、
ライスがどこまで攻撃面で貢献できるか。

とくに、ゴール前で相手の守備が密集する局面での活躍を、
ぜひとも期待したいところです。

ハヴァーツは昨シーズンいなかった長身のCFとして、
GKからのロングボールが前線で収まる点が、
今季のアーセナルにとって新たな武器となる形が見えました。

攻守に厚みを増したスカッドをアルテタ監督がどう運用して、
CLとPLを並走していくのか、今後の選手起用が面白くなりそうです。

シーズン開幕前に期待している選手として、
当ブログとしてはファビオ・ヴィエイラを挙げたいと思います。

この試合ではPK戦でメンタルの強さを見せたヴィエイラですが、
昨シーズンもポイントポイントでいいプレーはしていたものの、
トータルでは十分な活躍とは言えない内容でした。

ウーデゴールも出ずっぱりは不可能ですし、
今シーズンはプレミアリーグの水に慣れて、
いよいよ本領を発揮してくれるのではないでしょうか。

現在の立ち位置と次の試合(日本時間)

さあ、いよいよ23-24シーズンがスタートします。

CLとプレミアリーグの並走という、
アーセナルが忘れかけていた戦いがついに戻ってきました。

ブレントフォードからGKのラヤを獲得することも決定的な情勢で、
アーセナルの準備は万端といった様相です。

プレミアリーグ第1節 アーセナルvsノッティンガム・フォレスト【8月12日(土)20:30 KO】

開幕節で迎えるのはノッティンガム・フォレスト。

昨シーズン16位で残留したノッティンガムですが、
監督のスティーブ・クーパーが続投してリーグ戦を戦います。

アーセナルとしては、GKマット・ターナーが移籍した先として、
開幕でいきなり対戦するかもしれないという、
複雑な気持ちの因縁がある試合です。

とはいえ、
シティをはじめとするビッグ6とのタイトルレースは熾烈ですので、
昨シーズン同様、開幕戦からしっかり勝ち星を重ねていってほしいと思います。

プレミアリーグ第2節 クリスタルパレスvsアーセナル【8月22日(火)4:00 KO】

ノッティンガム戦の次はセルハーストパークでの一戦です。

クリスタルパレスはクラブの花形選手だったザハが
トルコのガラタサライへ移籍。

有望株のMFオリーセもチェルシー移籍が噂されており、
夏の補強が欠かせないチーム状況とみられます。

監督は今年76歳になる名伯楽ロイ・ホジソン。
ビエラ監督の後任として昨シーズン就任したホジソンですが、
今シーズンの続投が決まっており、
最年長監督としての戦いに臨みます。

クリスタルパレスに足元をすくわれてきたことは数知れず、
つくづく油断ならないチームです。

会社員には辛い時間ですが、
良い結果を信じて観戦するのみです。